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コラム

日本のさまざまな文化も息づく中野(2)アイヌと沖縄の文化を結ぶチャランケ祭

日本のさまざまな文化も息づく中野(2)アイヌと沖縄の文化を結ぶチャランケ祭

アイヌと沖縄の人々がともに行うチャランケ祭
チャランケ祭は、1994年に中野駅北口広場で始まった市民主体の文化交流イベントです。アイヌの唄や踊りを子どもたちへ伝えていた広尾正さんと、北口広場で毎週沖縄の郷土芸能「エイサー」の練習に明け暮れていた同祭の前会長・金城吉春さんが出会い、教職員を中心とした研究会「民舞研(民族舞踊教育研究)」のつながりから誕生しました。
以来、有志による企画・運営のもと、コロナ禍でも無観客開催を行うなど、途切れずに毎年開催されています。
同祭では、沖縄やアイヌを中心に、日本各地の民俗文化を歌や踊りなどのステージ演目として紹介し、飲食や文化のブースで来場者同士が交流を深めます。また韓国の農楽を演奏するグループや、マオリ族をはじめとする世界の少数民族も招き、多様な文化が出会う場として歩みを続けてきました。
長年会長を務めた金城さんの「沖縄料理あしびなー」や、かつて薬師アイロードにあったアイヌ文化の拠点「レラ・チセ」などは、実行委員会の集まりや、関係者の日頃のコミュニケーションの場として祭りを支え、人と人とのつながりを育んできました。
チャランケ祭は、文化を通じて相互に理解し、ともに未来を築くことを願う市民の想いから生まれ、いまも受け継がれています。